セールスプロモーションをデザインする

052-855-3555


2026年5月14日

B48:グラフィカルアブストラクト(研究概要図)


グラフィカルアブストラクト(Graphical Abstract)。耳慣れないこの言葉を新聞記事で知りました。ひと言でいえば、難解な研究内容や報告を分かりやすくイラストにしたもののことで、1967年に科学誌に登場したのが始まりだそう。
特に学術界では宇宙や細胞のシステム等、見えない分野や難解な数式を扱うため、ニーズが非常に高い分野といえます。

興味深いのはグラフィカルアブストラクトを多用した論文はジャーナルのインパクトファクター(学術論文の影響度を数値化した指標)が明らかに高くなっているという事実です。さらに昨今では、ソーシャルメディアでの拡散力が重要視される中、一目で内容が伝わる図解の存在は、注目を集めるための必然的な鍵となっています。

振り返るとコロナ禍に、ウィルスの形や体内での働きを描いた概要図をたくさん見かけましたよね。丸からトゲトケした突起が出た形は、今では多くの人がコロナウィルスと直感的に認識しているのではないでしょうか? イメージが共通言語になっている好例とも言えます。

科学イラストやグラフィカルアブストラクトを手掛ける有賀氏によると、作成においては最初は手書きでラフ案を書き、全体の骨格を決める、情報を整理する作業はアナログ。その後図形を足す、写真を組み合わせる等具体性を高めることもあるそう。

科学的メカニズムを描く場合は情報を増やしすぎない様にし、最低限の説明にする様にして、メッセージがストレートに伝わる様に心がける、とありました。

「見えないもの」を「伝わる形にする」に昇華させる。我々の仕事とて同じ領域ですね。デザインの本質的な価値を再認識しました。

(参照:2026年5月4日 毎日新聞)




2026/05/14
2026/04/27
2026/04/21
2026/03/24
2026/02/06
2026/01/07
2025/12/23
2025/11/28
2025/11/19
2025/10/14
2025/09/19
2025/08/12
2025/07/15
2025/07/10
2025/06/30
2025/05/07
2025/04/22
2025/04/08
2025/03/11
2025/02/13
2025/01/23
2025/01/06
2024/12/11
2024/12/06
2024/11/09
2024/10/19
2024/09/24
2024/08/20
2024/07/12
2024/06/20
2024/05/02
2024/04/19
2024/04/12
2024/03/14
2024/02/02
2024/01/15
2024/01/04
2023/12/25
2023/12/19
2023/11/27
2023/11/21
2023/10/05
2023/09/22
2023/08/30
2023/08/10
2023/07/21
2023/07/21
2023/06/13
2023/04/28
2023/04/03
2023/03/02
2023/01/24
2022/12/14
2022/11/12
2022/10/05
2022/07/30
2022/07/29
2022/05/11
2022/02/22
2022/01/13
2021/11/29
2021/10/30
2021/09/22
2021/09/03
2021/07/16
2021/06/18
2021/04/19
2020/12/23
2020/04/27
2020/03/12

2026年5月14日

B48:グラフィカルアブストラクト(研究概要図)


グラフィカルアブストラクト(Graphical Abstract)。耳慣れないこの言葉を新聞記事で知りました。ひと言でいえば、難解な研究内容や報告を分かりやすくイラストにしたもののことで、1967年に科学誌に登場したのが始まりだそう。
特に学術界では宇宙や細胞のシステム等、見えない分野や難解な数式を扱うため、ニーズが非常に高い分野といえます。

興味深いのはグラフィカルアブストラクトを多用した論文はジャーナルのインパクトファクター(学術論文の影響度を数値化した指標)が明らかに高くなっているという事実です。さらに昨今では、ソーシャルメディアでの拡散力が重要視される中、一目で内容が伝わる図解の存在は、注目を集めるための必然的な鍵となっています。

振り返るとコロナ禍に、ウィルスの形や体内での働きを描いた概要図をたくさん見かけましたよね。丸からトゲトケした突起が出た形は、今では多くの人がコロナウィルスと直感的に認識しているのではないでしょうか? イメージが共通言語になっている好例とも言えます。

科学イラストやグラフィカルアブストラクトを手掛ける有賀氏によると、作成においては最初は手書きでラフ案を書き、全体の骨格を決める、情報を整理する作業はアナログ。その後図形を足す、写真を組み合わせる等具体性を高めることもあるそう。

科学的メカニズムを描く場合は情報を増やしすぎない様にし、最低限の説明にする様にして、メッセージがストレートに伝わる様に心がける、とありました。

「見えないもの」を「伝わる形にする」に昇華させる。我々の仕事とて同じ領域ですね。デザインの本質的な価値を再認識しました。

(参照:2026年5月4日 毎日新聞)